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 オバマ大統領が27日、被爆地の広島を訪問した。未明の米国では、ともに祖父が原爆とかかわった2人の男性が、オバマ氏の演説を注視していた。

 元新聞記者のクリフトン・トルーマン・ダニエルさん(58)は、ロサンゼルスのホテルでオバマ氏の演説をテレビで見守った。祖父ハリー・トルーマン氏は原爆投下を決めた大統領だ。「まさか米大統領が、広島を訪れる日が来るとは」と感慨深げだった。オバマ氏の発言について「よりよい世界を作るため、言うべきことを言った。期待通りだった」と言う。

 ダニエルさんが原爆に関心を抱くようになったのは17年前。広島で被爆後、白血病が治ると信じて千羽鶴を折り、12歳で亡くなった佐々木禎子さんの物語を、10歳だった息子が学校から持って帰ってきたことがきっかけだった。

 その縁で禎子さんの兄・雅弘さんと知り合い、現在は核の恐ろしさを共に訴えている。「祖父は誇りだが、原爆による被害の悲惨さも事実だ。孫の自分こそが、それを語る役目があると思う」と話す。

 2012年8月に初めて広島を…

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