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 平和記念資料館(広島市中区)は30日、オバマ米大統領訪問直後の土日2日間の入館者数が、昨年同時期に比べて倍増したと発表した。寄贈された折り鶴や芳名録への問い合わせも相次ぎ、「オバマ効果」が要因のようだ。

 資料館によると、訪問翌日の28日の入館者数は6673人、29日は6716人で、計1万3389人。昨年5月最終週の土日の合計6609人のほぼ倍で、外国人の入館者も倍増した。オバマ氏が見入っていたという、白血病死した佐々木禎子さんの折り鶴についても問い合わせが多かった。

 資料館はこうした関心の高まりを受け、オバマ氏が寄贈した折り鶴と芳名録の常設展示を検討している。同館啓発課の担当者は「一過性ではなく、直接資料を見ることで被爆の実相にふれ、核廃絶を願う機運が高まっていってほしい」と話している。(高島曜介)