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 東京都議会の定例会が1日、開会した。舛添要一知事は所信表明で政治資金の公私混同疑惑について、元検事の弁護士2人に依頼している調査に触れ、「今議会(15日まで)の審議に間に合うよう調査結果を公表する」と初めてめどを明言した。

 舛添氏は所信表明の冒頭で、「多大なる迷惑をおかけしていることを心から深くおわび申し上げたい」と謝罪。高額な海外出張費について、今後はファーストクラスやスイートルームは使用しないと表明。公用車の使い方についても「厳格な運用を徹底し、都民の疑惑を招かないようにする」と述べた。

 舛添氏はこれまでの定例会見で「(弁護士の)調査の結果を待ちたい」として疑惑についての具体的な説明は避けてきた。都議会に対しては「誠実に答える」との意思を示している。

 今議会では、都議会の追及が注目されている。共産党都議団は、強い調査権を持つ「百条委員会」の設置などを提案し、政治責任を含めて問いただす構え。都議会民進党(旧民主)と民進党都議団(旧維新)は合同チームで調査を始めた。一方、6割の議席を占め、2年前の都知事選で舛添氏を支援した自民、公明両会派は、舛添氏の議会に対する説明や答弁を聞いて対応を見極める方針。