根津弥
東京都八王子市の警視庁南大沢署に、カルガモの親子がすみ着いた。草むらから顔を出し、よちよちと列になって歩く姿が、署員の心を癒やしている。
すみ着いたのは、署の5階のバルコニー。5月26日朝、鳴き声を聞いた署員が、親ガモ1羽と子ガモ10羽を見つけたという。緑地に卵の殻があったといい、飛んできた親ガモが産んだようだ。
署はバルコニーの灰皿を撤去し、住環境の整備にも努めている。バルコニーに面した単身寮には若手署員が55人住んでいるといい、古郷氏郎副署長は「仕事の疲れを癒やしてくれる。寮員が66に増えたと思って見守りたい」と話している。(根津弥)
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朝日新聞社会部