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 優れた放送作品などに贈られる第53回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)が2日発表され、テレビ部門の大賞に、テレビ朝日の「報道ステーション」の二つの特集が選ばれた。

 受賞したのは、今年3月に連続して放送された「ノーベル賞経済学者が見た日本」と「独ワイマール憲法の“教訓”」。「ノーベル賞」では、安倍晋三首相に消費増税の延期を進言したノーベル賞学者にインタビュー。教授がアベノミクスに疑問を持ち、新たな税制改革が必要だと考えていることを明らかにした。「ワイマール憲法」では、キャスターの古舘伊知郎さんがドイツを取材し、かつてヒトラーが同憲法の国家緊急権を悪用して独裁政権を構築した経緯をリポート。自民党が改憲草案に盛り込んだ「緊急事態条項」が、時の政権を暴走させる危険性をはらむと指摘した。こうした放送内容が「国論を二分する重要課題について、独自の視点と深い取材で問題の本質に迫り分かりやすく伝えた」などと評価された。

 このほか、テレビ部門個人賞にはテレビ朝日のドラマ「民王」などで好演した俳優の遠藤憲一さん、同特別賞にはNHK「クローズアップ現代」のキャスターとして長年活躍した国谷裕子さんが選ばれた。