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 リビア北西部ズワラの海岸で2日から3日にかけて、欧州を目指していた難民とみられる117人の遺体が見つかった。リビア赤新月社の報道担当者が3日明らかにした。AP通信などが伝えた。

 117人のうち75人が女性、6人が子どもだった。救命胴衣は着けておらず、多くがアフリカ出身者とみられる。リビア海軍によると、沿岸警備艇が2日、無人のボートが漂流しているのを見つけていた。

 リビア・イタリア間の地中海では5月下旬に密航船の転覆事故が相次ぎ、難民や移民の計700人以上が死亡した恐れがある。

 一方、ギリシャのクレタ島沖でも3日、難民や移民を乗せたボートが沈み、少なくとも9人が死亡した。350人が救出されたが、数百人が行方不明となっている。(カイロ=翁長忠雄)