[PR]

 水俣病の症状があるのに新潟市から法律上の患者認定をされなかったとして、市内の男女9人(うち1人は故人)が市に患者認定を求めた裁判で、原告団は4日、新潟地裁に請求を退けられた2人について東京高裁に控訴する方針を決めた。

 5月30日の地裁判決は7人を患者と認めるよう新潟市に命じたものの、認められなかった父娘については、同居家族に認定患者がいないことや「魚介類を多食した的確な証拠がない」などとして請求を退けた。

 原告側の高島章弁護団長は「家族に感覚障害がある人がいる。『認定患者がいないから』というのは非科学的」と指摘した。