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 財務省(東京・霞が関)の正門の看板が5日、15年ぶりに新しくなった。麻生太郎財務相直筆の文字が使われている。築73年の財務省は現在、耐震改修工事中。4月から、もともとあった看板が工事用の板で覆われて見えなくなっているために新しく設置した。

 元の看板は省庁再編で大蔵省から財務省に改称した2001年に作られた。当時の宮沢喜一財務相が書体を決めたが直筆ではない。

 麻生氏は会食した相手に毛筆で礼状を書くなど、「筆まめ」な政治家。名刺の文字も自ら毛筆で書き、専門家から「味のある書きぶり」との評判も。一方、安倍晋三首相が消費増税の延期を発表する直前まで、予定通り引き上げを主張し続け、財務省幹部から「いなくなったら、財務省は崩壊する」と言われるほど信頼されている存在だ。揮毫(きごう)は担当職員が依頼したという。

 新しく掲げられた看板は工事が終わる19年秋まで使われる。工事終了後はもとの看板とどちらが使われるのか決まっていない。(鬼原民幸)

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