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 マヒなどの障害がある人でもスプーンなどを使えるように補助する「自助具」。これを多くの人に届けたいと、東京都八王子市の男性がボランティア団体をつくって活動中だ。男性は「自助具の存在を知ってもらい、製作団体も増えていけばうれしい」と話す。

 5月中旬、同市元横山町の市ボランティアセンターの一室。「八王子自助具工房フレンズ」のメンバー7人が作業していた。木をヤスリでこすったり、電動のこぎりで切ったり。代表で元会社員の伴毅(ばんつよし)さん(73)は「粉が飛ぶし、終わったら掃除。常設の作業スペースがあれば、うれしいんですけどね」と笑う。

 伴さんが自助具と出会ったのは2003年ごろ。定年退職後、当時は両親の世話で、大阪府箕面市の実家に住んでいた。そんな中、市の福祉施設内にあった福祉機器展示場の責任者を、知人に頼まれて引き受けたのがきっかけだった。

 展示場は自助具製作の受付窓口も兼ねており、近くの病院の理学療法士らから、依頼が持ち込まれる。元々、エコカーを自作するほどもの作りが好きで、製作を担当していたボランティアたちと一緒に作り始めた。

 ただ活動を続ける中で、こうした団体は関東にはほぼないと聞いた。一般財団法人「保健福祉広報協会」の資料では昨年6月現在、自助具製作のボランティア41団体のうち、8割が関西・東海地方にあり、関東は2カ所しかないとされる。

 09年に母が、11年には父が…

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