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 熊本地震で飼い主と過ごすのが難しいペットを預かる「熊本地震ペット救援センター」が5日、大分県九重町にオープンした。第1陣として熊本から犬4匹、猫3匹が到着。ボランティアの獣医師やスタッフらが迎え入れ、健康診断をして各ケージに収容した。

 健康診断をした県獣医師会・玖珠支部長の園田敬徳獣医師(66)は「栄養状態が悪く、やせている。適正な栄養と落ち着いた環境を与えたい」と話した。

 センターは一般社団法人「九州動物福祉協会」が設置。敷地内に犬舎7棟と猫舎1棟、ドッグランのできる約600平方メートルの広場などがある。犬なら50~60匹、猫だと20~30匹の受け入れが可能だ。

 元々は九州・山口・沖縄の大災害時に被災ペットを受け入れる「九州災害時動物救援センター」を来春に開設する計画だったが、熊本地震を受けて前倒しで施設を完成させた。温泉の多い地の利を生かし、ペット用温泉プールも年内につくり、来年6月をめどに予定通りの名称に切り替えるという。(松本健造)