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 1989年に中国・北京で起きた天安門事件当時の学生リーダーの一人、王丹氏(47)が5日、都内で開かれた「六四天安門事件27周年記念集会」で講演した。王丹氏は「中国の民主化は日中関係にもプラスになる」と述べた。

 会場には約400人が集まった。王氏は講演で「日中の市民が友好関係を築くのに、共通の基礎となるのは民主だ。日本は中国の民主化運動を支持してほしい」と訴えた。また、台湾のひまわり運動、香港の雨傘運動や、日本でも昨年国会前のデモに若者が多数参加したことに言及し、「どんな学生運動も全面的に支持する。インターネットと若者に希望を感じる」と期待を込めた。

 王氏は天安門事件後に逮捕され服役。95年にも再逮捕された。その後渡米し、現在は、台湾の大学で客員教授を務めている。(矢木隆晴)