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 6日午前1時15分ごろ、JR常磐線の我孫子発松戸行き上り普通電車(10両編成)が千葉県松戸市の北松戸―松戸駅間で、線路保守に使う機材運搬用の台車に衝突した。電車は時速約80キロで走行中で、運転士が約100メートル手前で非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。乗客27人にけがはなく、線路にいた作業員2人も逃げて無事だった。

 JR東日本東京支社によると、電車はこの日の最終電車。台車は幅1・1メートル、長さ1・2メートルの木製の板に車輪が四つついた形状。除草剤をまくためにタンクやホースを載せ、線路上にあった。本来は作業責任者が運行終了後に指示を受けて作業を始める決まりだが、この日は誤って指示前に作業に入っていたという。

 台車は衝突で押しつぶされた後、車輪の下を約30メートル引きずられた。乗客は電車を降りて最寄りの松戸駅まで約400メートル歩いた。