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 北海道七飯(ななえ)町の山中で「しつけのため」として置き去りにされ、約5キロ離れた自衛隊演習場で6日ぶりに保護された北海道北斗市の小学2年、田野岡大和(やまと)君(7)が6日、道警の聞き取りに応じ、演習場まで「一人で歩いて行った」などと説明した。道警は、行方不明になった経緯に事件性はなく、父親らの刑事責任も問わない方針だ。

 道警によると、大和君からの聞き取りは6日午前、入院先の北海道函館市内の病院で、母親と医師の同席のもとで実施した。大和君は「車を降ろされてから、一人で歩いて行った」と説明。保護された演習場内の宿泊施設には「休み休み歩いて、その日のうちに着いた」と話した。保護されるまでの間については「昼間は天気がいいと(施設の)外に出ていた。夜は中で白い物に寝ていた」「見つかるまで一人で過ごした」と語ったという。

 大和君の置き去りをめぐっては、心理的虐待の疑いがあるとして、道警から通告を受けた北海道函館児童相談所が、両親らから話を聴くことにしている。

 大和君は順調に回復しており、7日午後に退院することが決まった。(磯崎こず恵)