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 【松尾慈子】昭和は遠くなりにけり……。私は書店で本作の帯を見たとき、しみじみそう思った。「実写映画化決定!!」とうたったその帯がついているのは、Cannaコミックス、男の子同士の恋愛を描いたBLレーベルだよね? BLの実写映画化はもう珍しくなくなったとはいえ、改めて考えると、耽美(たんび)とか、やおいとか言われていた男性同士の恋愛物語を女子たちがコソコソ隠れ読んでいた昭和の時代とは、隔世の感があるよなあ。

 本作は、中学生のころに突発性難聴になって以来、人と距離を置くようになった大学生・航平が、貧乏だけども底抜けに明るい大学生・太一と巡り合って、人との関係をもう一度結ぼうとするようになる物語。おっと、もちろんラブもあります、ちょっとだけ。

 映画化されるのは、2人の出会いから、ラブを予感させるまでを描いた「ひだまりが聴こえる」。今回ご紹介するのは、その後のくっつきそうなのだがなかなかくっつかない2人を描いた続編「ひだまりが聴こえる 幸福論」。ややこしくてすみません。

 「幸福論」は、前作を読まなく…

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