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 東北のあちこちで、ツキノワグマの出没が相次いでいる。それも住宅街で、幼稚園や学校のそばで。山中では死者も出ている。何が起きているのか?

 福島市中心部の市街地に位置する標高275メートルの信夫(しのぶ)山。5月23日午後10時ごろ、山中にある公園近くに住む会社員遠藤徹さん(53)は車で帰宅途中、道路上に体長約1メートルのクマがいるのを発見した。車に気づいたクマは驚いて、山頂の方へ逃げていったという。「15年以上ここに住んでいるがクマを見たのは初めて。本当に怖かった」

 福島市によると、今年4月から6月4日までに、市内では計17件の目撃情報があり、そのうち4件は、信夫山やJR笹木野駅周辺など市街地だった。学校や国道も近く、市の担当者は「クマをこんな市街地で見かけるなんて聞いたことがない」。

 人口108万人の東北最大の都市、仙台市にも現れた。

 6月3日午前9時すぎ、JR仙…

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