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 武蔵野市の井の頭自然文化園のアジアゾウ「はな子」が5月26日に69歳で死んだのを受け、邑上守正市長は7日の定例会見で「戦後の子どもたちに元気を与えてくれた。目に見え、残るものを考えたい」と述べ、はな子のメモリアル事業を実施する考えを示した。

 「ゾウの像を作ったらとも言われるが、設置場所を含めて難しい検討」としつつ、記念する物の制作を考えるとした。来年度に市制施行70周年を迎える市は、はな子70歳を記念する事業を検討していたといい、追悼事業は来年度に行う。

 また、市立吉祥寺美術館と同園は、市民らがはな子と撮った写真を7月をめどに募集し、園内で順次展示する。美術館学芸員の大内曜(ひかる)さん(35)は「はな子を結節点にいろんな人の記憶がつながっている。年代を問わず、はな子との写真を集めたい」と話す。