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 ごみ焼却場や石炭火力発電所などから大気中に排出される水銀を減らすため、国が新たな規制に乗り出す。世界規模での管理強化を定めた「水銀に関する水俣条約」を受け、環境相から諮問された中央環境審議会の部会が7日、排出規制のための濃度基準値を決めた。環境省は8月ごろに大気汚染防止法施行令などを改正する考え。

 環境省によると、国内の主な排出源は、石炭火力発電所や石炭ボイラー約220施設、ごみ焼却場約2400施設、セメント焼成炉約30施設など。石炭やごみなどに含まれる水銀が燃焼で細かい粒子やガス状になり、推計で年10トン以上が大気中に出ている。

 今回決まった基準値は、石炭火力発電所などで排ガス1立方メートルあたり8~15マイクログラム、ごみ焼却場で同30~100マイクログラム、セメント焼成炉で同50~140マイクログラムなど。新設か既設かなどで差をつけた。「国際的にも遜色ない水準」という。

 排出された水銀は地球をめぐり…

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