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 岐阜、長野両県境にまたがる御嶽山(3067メートル)での国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息状況調査で、県は16羽の生息を確認した。2014年の噴火災害による大きな影響は見られなかったという。

 調査は県が「日本野鳥の会 岐阜」に委託し、今月3~5日に実施。下呂市と高山市の標高約2700メートル以上の高山地帯で、双眼鏡を使って調べた。

 その結果、見つかった16羽のうち3組のつがいが確認され、残りの10羽はすべてオスだった。調査中にメスが見つからなかった可能性もあるが、オスの方が生存率が高いことも要因として考えられるという。

 縄張りの数に2・5を掛けて算出する県の調査では、1984年に88羽、95年に73・5羽が確認されている。県は今月17~19日の調査でオスの縄張りが10~15個あることを確認し、8月5~7日にも調査を予定している。今年度末までに計3回の調査結果をまとめ、生息数の増減を結論づける。