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 熊本地震では熊本刑務所が一時、約250人の避難者を受け入れた。刑務所や拘置所が、災害時にこれほどの規模で住民を受け入れたのは初めてだ。頑丈な建物に食料の備蓄もあり、水や電気も使えるため、全国の14市区町が災害協定を結び、災害に備えている。

 最初の震度7を記録した4月14日の当日から、熊本刑務所は近隣住民を職員用の道場などで受け入れ始めた。受刑者がいる区域とは離れており、本震のあった16日の宿泊者は、最多の約250人に達した。

 10年以上の懲役刑を受けた暴力団関係者や再犯者など、重い刑の約490人が収容されている施設。完成は1972年だが、居室の区切りはコンクリート壁。震災では工場の窓ガラスが割れるなどの被害はあったが、受刑者や職員にけがはなかった。

 熊本市内で断水や停電が続く中、熊本刑務所の敷地には井戸があるため、避難した人は水洗トイレも使えた。非常用の発電機も備えており、湯を沸かしてシャワーを浴びることもできたという。

 5年前の東日本大震災後、1日3食で7日分の食料を備蓄することが内規で定められた。熊本地震では、中国地方の刑務所などからも取り寄せ、避難者に提供。受刑者も避難者も基本的に同じメニューで、ある日の朝食には米飯にサンマのかば焼きや鶏そぼろ、みそ汁が並んだという。

 東日本大震災後、自治体と協定…

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