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 サントリーホールディングスは、熊本地震で操業を停止している九州熊本工場(熊本県嘉島町)を年内に再開する方針を明らかにした。破損設備の調査が進み、復旧のめどが立ったため。ビール類から生産を始め、清涼飲料水なども順次、再開するという。

 工場は地震で天井が落ちるなどし、4月14日から操業を止めた。「ザ・プレミアム・モルツ」などビール類は県外の3工場で代替生産している。一方、阿蘇から流れてくる地下水を敷地内でくみ上げて使うミネラルウォーターの「阿蘇の天然水」はこの工場しか作れず、生産が止まっていた。

 地下水の水質検査などを進め、問題がなければ再開していく考えだ。約300人の従業員の多くは復旧までの間、代替生産中の工場に配置する予定という。(高橋尚之)