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 熊本地震で最初に震度7を観測した前震発生から14日、2カ月を迎えた。その後の本震でも震度7を観測し、4700棟以上が全半壊するなど大きな被害を受けた益城(ましき)町では14日午前、応急仮設住宅の入居が始まった。県内ではいまだ6千人超の住民が避難生活を強いられている。

 入居が始まったのは益城町広崎の町民グラウンド内に整備された1DK~3Kの53戸。午前11時現在、住民38世帯に鍵が渡された。

 自宅が全壊した田原八十八(やそはち)さん(82)と一美さん(75)夫婦は「これからゆっくりできる」と、ほっとした様子。息子(56)も加えた3人で、2DKの部屋に入る予定だという。鍵の受け渡しを終えた後、早速、仮設住宅の下見に行った。

 県によると、13日現在、16市町村で2951戸の応急仮設住宅の建設が進んでおり、7月下旬までに順次完成する予定。(板倉大地)