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 全国の国税局査察部が2015年度に摘発した脱税事件は計181件で、脱税額は約138億円に上った。国税庁が14日、発表した。前年度より1件増えたが、脱税額は約11億円減った。

 摘発された事件のうち、悪質で検察庁に告発したのは115件。告発した業者は建設業が15、不動産業が12、クラブ・バー7と続いた。取引の相手先が海外にあった事例は28件で、過去5年間で最も多かった。

 熊本国税局の事例では、調査先のトランクルームに置かれた段ボール6箱に約2億6千万円が隠されていた。札幌国税局ではクローゼットにあったボストンバッグとキャリーバッグから約2億円の現金が見つかった。東京国税局でも、物置に約1億7千万円が入った段ボール3箱が見つかった。