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 オバマ米大統領が15日午前(日本時間同日夜)、ホワイトハウスでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談する。昨年2月の訪米時には、オバマ氏は対中関係などを考慮し、会談を見送っていた。中国政府の反発は必至だ。

 ホワイトハウスが14日明らかにした。両者の会談は、2010、11、14年に続いて4度目。中国の習近平(シーチンピン)指導部がチベット族などの少数民族の管理を強めていることから、オバマ政権として「人権重視」の姿勢を打ち出す狙いがある。

 ダライ・ラマがワシントンを訪れた時は大統領が会談することが1991年以来、3代の大統領が続けた「慣例」となっていた。だがオバマ氏は自身の訪中前などには会談を見送り、国内から批判を受けていた。ホワイトハウスによると、会談は非公開で、私的な会合に使われる「マップルーム」で行われる予定。

 これに先立ち、ダライ・ラマは14日、民主・共和両党の議員と相次いで会談。民主党の下院トップ、ペロシ院内総務は会談の中で、中国のチベット族の人権状況について「極めて非人道的で悲痛な状況」と、中国政府の対応を批判した。(ワシントン=峯村健司)