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 福岡地裁小倉支部で5月にあった裁判員裁判をめぐり、裁判員が被告の指定暴力団工藤会系組幹部(40)の知人らから「よろしく」などと声をかけられた問題で、同支部は15日、補充裁判員1人から辞任の申し出を受け、13日付で解任したと明らかにした。

 同支部などによると、この裁判では裁判員6人と補充裁判員2人が選任されたが、被告の知人である元工藤会系組員らによる声かけが発覚後、裁判員4人が辞任を申し出て7日付で解任されている。残る裁判員と補充裁判員は計3人。同支部は裁判員を新たに選任して審理をし直すか、裁判員を除外して裁判官だけで判決を出す可能性がある。

 ただ、被告側の弁護人は今月10日に辞任し、新たな弁護人はまだ選任されていない。今後の進行協議などは未定という。