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 エジプト民間航空省は15日、5月に地中海で墜落したパリ発カイロ行きエジプト航空機を捜索している船舶が、機体の残骸を確認したと発表した。

 船舶は海底探査の機能を備えており、残骸は数カ所で見つかった。残骸の画像を事故調査委員会に提供したという。調査委は残骸の位置を海図に落とし、引き揚げ方法を検討する。機体のどの部分が見つかったのかは発表されていない。これまでの捜索では乗客とみられる遺体の一部やスーツケース、座席などが見つかっている。

 同機は5月19日、エジプト北部アレクサンドリア北方の海域に墜落。民間航空省は今月初め、フランスの海軍船が、飛行記録を収めたブラックボックスから発信されたとみられる信号を海底から検知したと発表していた。ブラックボックスが信号を発することができるのは4~5週間とされている。

 墜落原因をめぐってはテロの可能性が指摘されているが、犯行声明などは出ていない。仏当局は先月、同機が墜落する直前に機内で煙を検知したとする警告を発信していたことを明らかにしている。(翁長忠雄)