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 自転車で自宅周辺をほぼ毎日走り続け、6年近くかけて地球1周(約4万キロ)を走り切った人が島根県邑南町にいる。足腰を鍛えようとこぎ続けたペダルが大きな節目に達したが、「気力が続く限り続けたい」と意欲は衰えない。地元では「チャリンコじいさん」と親しまれる。

 同町中野の農業三千田(みちだ)峰男さん(84)。自転車に本格的に乗り始めたのは2008年ごろ、妻政子さんから「寝たきりになったら介護して」と頼まれたのが発端だ。「介護するには自分が寝たきりにならないこと。大腿(だいたい)筋を鍛える必要がある」。片脚立ちと自転車でトレーニングをすることにした。

 車で走って計測した自宅周辺の道22キロをコースに設定。ただ走っても続かないため、目標を地球の直径分(約1万2千キロ)に定めた。10年1月から、日記に記録をつけ始めた。

 自転車はスポーツタイプでない3段のギア付き。負荷を加えようと足首に1・75キロずつの重りを装着し、ヘルメットをかぶって走った。山間部のコースは高低差が約250メートルに及ぶ。夏場は猛暑を避けて夜間にペダルをこぎ、雪や台風で休んだ時は1日でコースを3周して取り戻した。

 12年に地球の直径を走破し、…

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