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 帝京大学柔道部で監督から練習に参加させないなどのいじめや国籍による差別を受けたとして、男性部員3人が監督に計440万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁立川支部に起こした。第1回口頭弁論が16日にあり、監督側は全面的に争う姿勢を示した。

 訴状によると、3人は昨年4月に柔道部に入部。このうち1人は監督に大学の取得単位が少ないとして頭を殴られ、「帰れ、やめろ」などと言われ続けたと訴えている。母親がフィリピン人の2人は、フィリピン代表でもあったが、監督から「フィリピンのハーフとして大会出てるから、今年は使わねーから」などと言われたと主張。3人は監督の行為がいじめや差別にあたり、精神的な苦痛を受けたとしている。

 監督側は3人の訴えについて、「事実に反する」などとしている。帝京大学本部広報課は「裁判の推移を見守りたい」とするコメントを出した。(根津弥)