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 射殺された英労働党の女性下院議員ジョー・コックスさん(41)を追悼する礼拝が19日、彼女の地元バーストルのセントピーターズ教会で行われた。

 説教に立ったポール・ナイト牧師は、国際援助団体の職員として人々の命を救う活動から出発したコックスさんが貫いた「思いやりの態度」を振り返り、相手が何者であろうと構わず人助けをした善行の人に関する聖書のエピソードになぞらえて、「21世紀の『良きサマリア人』だった」とたたえた。

 コックスさんの遺志を生かそうと、17日にネット上で設けられた追悼基金には、19日午後までに69万ポンド(約1億円)以上の寄付が集まり、国内外のNGOに渡される。夫のブレンダンさんは「私たちの家族に対してあふれるような慈愛を示してもらい、謙虚な思いでいます。ありがとうございます。彼女の大義への支援に対しても」とツイートした。(ロンドン=梅原季哉