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 石川県小松市で女子小学生が誘拐された事件で、誘拐、逮捕監禁、邸宅侵入容疑で逮捕された住居不定無職増井健太郎容疑者(28)が女児を部屋に連れ込んだあと、両手を結束バンドで固定していたことが県警の調べでわかった。増井容疑者は21日午後、同容疑で送検された。

 県警関係者によると、増井容疑者は5月17日に下校中の女児に声をかけ、アパートの空き部屋に連れて行き両手をバンドで固定した。だが、女児はすぐに自力でふりほどいて大声をあげたため、増井容疑者は逃走。女児は近くの学習塾に助けを求め、保護された。女児にけがはなかった。

 学習塾によると、女児は息を切らした様子でかけこんできて、通っている小学校の教頭が迎えに来るまでずっと大きな声で泣いていたという。

 県警の調べでは増井容疑者は事件当時、派遣社員として小松市内で働いており、逮捕監禁したとされる空き部屋から数百メートルのアパートに住んでいたという。事件後に増井容疑者に対する張り込みなどの捜査を始めたところ、数日後に県外に転居。6月20日にさいたま市内で捜査員が発見して、逮捕した。