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 音楽に政治を持ち込むな――。今年のフジロック・フェスティバルに学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基(あき)さんの出演が決まると、こんな言葉がネット上にあふれた。何が問題なのだろう?

 7月22日から3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されるフジロック。17日に主催者が追加アーティストとして安保関連法に反対する活動で注目されたシールズの奥田さんを発表すると、たちまち、「音楽の政治利用だ」「思想の持ち込みは勘弁」「最近フジロックが妙に政治色をおびている」などとSNS上で反発の声が並んだ。ツイッターでも「#音楽に政治を持ち込むなよ」という共通の話題をつなぐハッシュタグ(検索ワード)ができ、批判が相次いだ。

 これらに対し、ミュージシャンらからは反論の声が上がった。ロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さんはツイッターで「フジロックのこと知らない人が言ってるよね」とした上で、「これまでいくつものNGOやアーティストがさまざまな主張をステージで繰り返してきたわけだし」。脳科学者の茂木健一郎さんも「フジロックで、政治を持ち込むな、というニュースを見たけど、政治的な主張を含む音楽はかつてもあったし、今後もあるだろうから、自由でいいんじゃない?」とつぶやいた。

 フジロックの始まりは1997…

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