[PR]

 環境省は23日、佐渡市の自然の中でともに生まれ育ったトキの雄と雌のペアから生まれたひな1羽が巣立った、と発表した。今年、42年ぶりに巣立った「自然界生まれ2世」のトキは、これで6羽となった。

 同省佐渡自然保護官事務所によると、今年、佐渡の自然の中で生まれ育った親鳥同士による営巣は5組確認され、いずれの巣でもひなが誕生した。うち2組がひなを育てるのをやめ、2組のひなは死亡したとみられる。残り3組から、この日確認された1羽を含め、計6羽が巣立った。

 少なくとも親鳥の一方が放鳥されたトキから生まれたひなも含めると、23日現在、今年は2008年に放鳥を始めて以来、過去最高の36羽が巣立ったという。(原裕司)