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 英国は決別の道を選んだ――。23日に実施された欧州連合(EU)離脱を問う英国の国民投票は、開票が進むにつれて残留派の劣勢が明らかになり、ついに各メディアが、離脱派が過半数を手中にしたと報じた。残留派はぼうぜんとした様子で「敗北」を受け止めた。

 24日午前4時半過ぎ、英民放ITVが最初に「離脱派勝利」と伝えた。ロンドン中心部で開かれていた、EU離脱を党是とする英国独立党(UKIP)の集会では、このニュースが流れた瞬間、支持者らが「アウト、アウト、アウト」と声をそろえて叫んだ。

 これに先立つ午前4時ごろにはファラージ党首が姿をみせ、報道陣を前に「独立した英国の夜明けが来ている」と叫んだ。いち早い「勝利宣言」に対し、詰めかけた支持者たちは気勢を上げて歓迎した。

 23日午後10時(日本時間24日午前6時)に投票が締め切られ、開票が始まった時点では、複数の世論調査会社が、この日実施した調査の数字として、残留派優勢を伝えた。ファラージ氏はこの時点で、英スカイTVに対し「残留派が小差で勝ちそうだ」と発言し、弱気をみせていた。

 ところが、早い時間の開票結果の中から、残留派に悲観的な情報が相次いで飛び込んできていた。残留派がかなり優勢だとの予測が事前にあった英中部の東海岸ニューカッスルで、わずか1ポイント差まで離脱派に詰め寄られた。さらに、離脱派の地盤サンダーランドでは予想以上に離脱派が票を伸ばした。

 残留派幹部らが集まる集会会場から中継していたBBC記者は「ニューカッスルの結果を聞き、楽観ムードの人々が一転、苦い表情に変わった」と伝えた。

 両派の地盤にはくっきりとした…

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