[PR]

 26日に開幕した競泳のリオデジャネイロ五輪米国代表選考会で、男子400メートル個人メドレーでロンドン五輪金メダルのライアン・ロクテが4分12秒02で3位となり、この種目での五輪出場を逃した。予選で足の付け根を痛めた影響からレース後半に大きく失速した。日本の萩野公介(東洋大)、瀬戸大也(JSS毛呂山)にとって、最大のライバルが姿を消した。

 ロクテの自己ベストは、ロンドン五輪でマークした4分5秒18。萩野が持つ日本記録の4分7秒61や、世界選手権を2連覇している瀬戸の自己ベスト4分8秒50を大きく上回る。この日、ロクテをかわして1位になったチェース・カリズのタイムは4分9秒54。萩野が5月のジャパンオープンで出した今季世界最高タイムの4分8秒85よりも0秒69遅い。

 この種目は米国勢が1996年アトランタ大会から五輪5連覇中。リオ五輪で男子米国代表を率いるバウマン・ヘッドコーチは、決勝の後に言った。「いま、2人(萩野と瀬戸)にかなう選手は世界にいない」。リオの大舞台での日本勢によるワンツーフィニッシュが、現実味を帯びてきた。(オマハ〈米ネブラスカ州〉=清水寿之)

関連ニュース