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 金沢国税局は1日、2016年分の路線価(1月1日時点)を発表した。県内の最高路線価は7年連続でJR金沢駅前の「金沢駅東広場通り」(金沢市堀川新町)となり、1平方メートルあたり67万円だった。4年連続の上昇で、前年比13・6%の上昇率は都道府県庁所在地の最高路線価では全国5番目の高さ。昨年3月の北陸新幹線開業により、駅前の不動産需要が増した。

 県不動産鑑定士協会の堀江寿郎会長は「ホテル、マンションの開発需要が旺盛で、金沢駅周辺の不動産は売り手市場になっている。新幹線開業で観光客だけでなく、投資家も呼び込んだ。この状況はしばらく続くのではないか」とみる。

 路線価算出の基準となる標準宅地(4143地点)の平均変動率はマイナス0・1%だったが、前年のマイナス1・5%より縮小。ほかの各税務署管内の最高路線価は輪島署が24年ぶりに上昇に転じ、松任署は横ばい、七尾、小松の2署は前年を下回った。(塩谷耕吾)