[PR]

 サンフランシスコの文化の多様性、街の自由な空気を感じるのに最もいい場所。それは性的少数者(LGBT)を支持するパレードの「プライド」ではないかと思ってきた。たくさんのLGBTが思い思いのコスチュームで(中には全裸のおじさんやおばさんもいる)市内の目抜き通りを行進する。沿道に駆けつけた市民は歓声を上げたり拍手したりして支持を表すという、なかなか感動的な場所だ。ただ、どうやら、このところやや事情が複雑になってきた。

 「こういう時こそ立ち上がり、恐怖が支配しないようにしなければいけない」。26日、オスカー・ビラさんは家族や親戚8人と「オーランドと団結」と書いたTシャツでサンフランシスコ市内の目抜き通りに駆けつけた。

 今年のプライドは、約2週間前にフロリダ州オーランドのゲイバーで49人が犠牲になった銃乱射事件への追悼があちこちでみられた。

 パレードの冒頭では、犠牲者一人一人の顔写真を持った人が歩き、沿道の人たちは静かに拍手を送った。LGBTの象徴の虹色の旗に「オーランド」とプリントしたものを振って歩く人や「オーランドを忘れない」というプラカードを持つ人もいた。ふだんは底抜けにあかるいパレードのそこかしこに「オーランド」の暗い悲しみが差し込んだ。

   …

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら