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 2015年度の国民年金保険料の納付率は前年度より0・3ポイント増えて63・4%になり、4年連続で上昇した。納付期限を過ぎてから2年以内に後払いされた分も合わせた最終納付率は、最新のデータとなる13年度で70・1%。06年度以来、7年ぶりに7割台を回復した。厚生労働省が30日、公表した。

 昨年度は、外部からの不正アクセスを受けた日本年金機構から約125万件の個人情報が流出する問題が発生。そのため昨年6月から10月末までは未納者に納付を促す「特別催告状」の郵送を見合わせた。その後は遅れを取り戻すために送付件数を当初の計画以上に増やし、その結果、納付率が上がったという。

 また、15年度末時点の国民年金の加入者は、前年度より74万人少ない1668万人だった。所得が少なく保険料を全額免除・猶予された人は前年度より26万人少ない576万人。景気が上向いて職を得たり、正社員になったりして、厚生年金に移る人が増えたためだと厚労省はみている。(久永隆一)

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