【動画】卓球女子の伊藤美誠の母・美乃りさんが、自宅での練習について語る=前田大輔撮影
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 「希望を信じて苦しみに耐えよう」「学ぶ心さえあれば万物が師である」……。静岡県磐田市の一軒家にある18畳のリビングの壁には、進学塾の教室のように格言の短冊が並ぶ。高校1年でリオデジャネイロ五輪代表になった卓球の伊藤美誠(みま)(15)=スターツ=は、ここで基礎を磨いた。

 練習相手は、母の美乃(みの)りさん(40)だ。美誠が小学校を卒業するまで1日7時間、できるまで何百本と球を出し続け、泣いたら家の外に放り出した。お互い負けず嫌いで、納得がいかなければ深夜に起きて、練習した。「練習というより、訓練。異常だった」と美乃りさんが言えば、「お母さんより怖い人はいない」と美誠は振り返る。

 美乃りさんが娘の才能を感じたのは、3歳直前だった。当時住んでいた横浜市内の公民館で初めてラケットを握らせたら、教えてもいないのに球を的確に捉えた。当時、社会人のクラブチームに所属していたが、「自分が卓球をやっている場合ではない」と思った。

 2年後、実家のある磐田市にい…

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