元横綱千代の富士の九重親方、秋元貢(あきもと・みつぐ)さんが31日、死去した。61歳だった。

 北海道福島町出身。同郷だった当時の九重親方(元横綱千代の山)にスカウトされて1970年秋場所で初土俵を踏み、81年初場所で初優勝。同年の名古屋場所後に58代横綱に昇進した。優勝回数は歴代3位の31回。度重なる肩の脱臼などのけがに耐えつつ、力士としては小さな体で奮闘する姿にファンから「ウルフ」などと愛され、人気を誇った。89年には角界初となる国民栄誉賞を受賞。91年5月に引退した後は九重部屋を継承し、元大関千代大海(現佐ノ山親方)らを育てた。