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 現地からの報道によると、1日は現地では休日の金曜日で、事件当時、レストランは家族連れや学生らでにぎわっていた。

 目撃者や治安当局者の話では、銃やナイフで武装した10人弱が店に押し入った。「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と唱えた後、発砲を始めた。電気が消えて入り口の門は封鎖され、店内に叫び声が響いた。屋上から逃げ出した人もいたが、外国人を含む客らが人質に取られたという。

 治安当局が駆けつけると、銃撃戦が始まった。武装グループ側から手投げ弾のような物が投げられ、爆発音が複数回、とどろいた。交戦の末、少なくとも警察官らに死傷者が出た。

 店外では血まみれの負傷者を付近住民らが担いで運ぶ傍らで、人質の親族らが救助を訴えた。おいが人質に取られているという男性はAP通信に、「おいは店内から『お願い、助けて!』と電話してきたきり、連絡が途絶えた。何が起こっているんだ」と語った。

 現場近くの病院の担当者は、朝日新聞の電話取材に「けが人が約35人運ばれてきた。中には重傷も含まれており、とても混乱している」と語った。この病院に搬送されたのは現地の人たちが多く、日本人はいないという。

 治安部隊はレストランを包囲し、人質解放を求めて武装グループと交渉を試みたが難航。事件発生から10時間を超えた2日朝、隊員ら100人以上が店内に突入し、人質の一部を救出した。

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