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 神奈川県相模原市内のクマの出没が例年になく多いことから、源泉かけ流しで人気の市立藤野やまなみ温泉(同市緑区牧野)の6月の入湯客が前年同時期比で約15%も減ったことがわかった。名久井孝昭支配人は「陣馬山など山歩きの後、汗を流しに訪れるお客さんが多い。今年はクマ出没で山歩きを控えたため、入湯客も減少した」とみている。

 温泉によると、6月の入湯客は6798人で、前年より約15%の大幅減。1997年に開業以来、最大幅の落ち込みという。

 5月28日夜、同市緑区与瀬のラーメン店にクマが体当たりして以来、クマの出没が急増。6月20日までに11件あり、牧野地区に7件と集中している。名久井支配人は「20日以降、クマの出没が少ない。客足の回復に期待したい」と話す。

 市のホームページでは6月、「クマに注意」の項目に4万8761件のアクセスがあった。4万件を超えるのは珍しいという。(白石陽一)