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 ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相をフェイスブック上で侮辱したとして、同国中部サリンの公務員の男が電気通信法違反(名誉毀損〈きそん〉)の容疑で逮捕・起訴されたことが6日、明らかになった。スーチー氏率いる与党・国民民主連盟(NLD)の地元支部が警察に訴えて事件化されたという。

 NLDのサリン選出の下院議員によると、公務員は6月18日の投稿で、「外国人の妻」を意味する侮辱的なビルマ語表現を使って、スーチー氏をののしったという。亡夫が英国人のスーチー氏に対しては、かつて軍事政権が同じ表現で中傷していた。NLD支部メンバーの訴えを受けて公務員は今月2日に逮捕された。

 軍政の流れをくむテインセイン前政権までは、軍幹部らへの名誉毀損の容疑で活動家らが逮捕されてきた。NLDは言論の自由を訴えてきたが、党中央幹部のニャンウィン氏は「今回の件は現行法通りに手続きをしているので問題はない」との見解を示した。(ヤンゴン=五十嵐誠)

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