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 14日告示の東京都知事選で、自民党都連が擁立に向けて調整を進めている元総務相で岩手県知事を務めた増田寛也氏について、都内26市長でつくる「都市長会」の有志が立候補を求める方針を固めた。8日に並木心会長(羽村市長)らが増田氏と会談して伝える。

 増田氏をめぐっては、東京23区の特別区長会の有志のほか、13町村でつくる「都町村会」も全会一致で立候補を要請した。

 町村会の河村文夫会長(奥多摩町長)は取材に対し、メンバーの町村長に事前に意思を確認したうえで、6日に都内で増田氏と意見交換して出馬を求めたことを明かした。会談で「大都市・東京でも過疎化で厳しい自治体もある。解決策を政策に織り込んでほしい」と要望。増田氏は立候補について明言しなかったという。

 増田氏は7日、神戸市で講演後に報道陣から立候補について問われ、「都政の抱える課題にどういう処方箋(せん)を描くのかを考えるのが最優先」と説明。都内の首長から相次ぐ出馬要請については、「(実務を担う首長に会って)声を丁寧に聞いて考えたい」と述べた。

 都議会自民党は増田氏の擁立をめざす方針を決めているが、都連は参院選後に結論を出す考え。一方、自民党の小池百合子衆院議員は6日、党の推薦が得られなくても立候補すると表明しており、「保守分裂選挙」の可能性が高まっている。

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