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 8日午前6時20分ごろ、浜松市北区細江町気賀の浜名湖の湖岸で、人の右足が打ち上げられているのを、近くに住む男性(59)が見つけ、静岡県警細江署に届け出た。その後、周辺を捜索した県警や釣り人らが頭部や胴体などを相次いで発見。県警は細江署に捜査本部を設置し、死体損壊・遺棄事件として調べている。

 捜査本部によると、発見されたのは頭部と両足、両腕のついた胴体の計4部位。捜査関係者によると、骨格などから遺体は男性の成人で、髪の毛は黒いという。死後数日が経過している模様で、衣服や靴は身につけていなかった。捜査本部は、何者かが遺体を切断し、遺棄したとみている。

 遺体の各部位は「奥浜名湖」と呼ばれる浜名湖北部の湖岸や、湖につながる川岸計4カ所で見つかった。最初の通報を受けて県警のヘリコプターなどが周辺を捜索し、釣り人からの通報も含め、昼ごろまでに各部位が相次いで発見された。発見場所は半径約1・5キロの範囲内で、近くには東名高速の浜名湖サービスエリアや三ケ日インターチェンジがある。

 最初に右足をみつけた男性は「早朝、漁に出て戻ると、岸辺にカラスが群がっているのに気づき、よく見ると人の足があった。こんな場所で事件があるなんて驚いた」と話した。