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 米テキサス州ダラスで警察官が連続狙撃され、5人が死亡する凶行が起きた。警察官による黒人の射殺が相次いで問題となり、抗議デモが全米に広がる中での犯行。死亡した容疑者はこうした事件に怒り、「白人の警察官を殺したい」と語ったといい、警察は全容の解明を急いでいる。

 狙撃事件が始まったのは7日午後9時前。デモが終わりに近づきつつあったといい、数百人がダラス中心部で行進を続けていた。

 ツイッターに投稿された動画では、連続して銃声が何度も響く様子が映されている。デモに参加していたデバンテ・オドムさん(21)は地元紙のダラス・モーニングニュースに「皆が一斉に走り始めた」と語った。

 しかし、容疑者たちの銃口はデモの参加者ではなく、警備をしていた警察官たちに向けられていた。ダラス市警のデビッド・ブラウン本部長は少なくとも2人の容疑者が高い場所から狙撃をしており、「なるべく多くの警察官を殺そうとしていたようだ」と話した。撃たれた人たちが逃げる方向を考慮し、狙撃場所を計画的に選んでいたとの見方も示した。

 一方、現場近くのホテルにいた男性が撮影したビデオからは、容疑者とみられる人物がビルの柱の陰からライフル銃を発射したり、警察官に近づいて至近距離で撃ったりしたこともわかる。銃の扱いに慣れていた様子で、高い場所からの狙撃のほかにも、警官を狙った銃撃が続いたとみられる。

 容疑者の1人はその後、ダラス中心部にあるビルの駐車場に立てこもって銃撃戦を続けた。ブラウン本部長によると、容疑者は立てこもっている間、「終末が近い」と語ってなるべく多くの警察官を殺害する意図を示し、「複数の爆弾を持っている」という趣旨の発言もしていた。市警は市内の捜索を続けているが、爆発物は見つかっていない。

 市警は「容疑者たちは、デモの…

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