[PR]

 東京電力福島第一原発事故で不通になっていた福島県南相馬市内のJR常磐線が12日朝、小高(おだか)―原ノ町駅間(9・4キロ)で運転を再開した。同市南部に出ていた1万人超を対象とする避難指示が解除されたためで、5年4カ月ぶりに乗客を乗せた列車がJR小高駅に到着した。

 地域の伝統行事、「相馬野馬追」の騎馬武者が背負う「指旗(さしばた)」がたなびくホームに、乗客約170人を乗せた2両編成の始発列車が到着した。折り返しの電車に乗った、県立相馬高校1年の根本奈央美さん(15)は「下りの一番列車を狙ってきました。ドキドキします。解除は待ち望んでいました」という。

 だが、帰還する住民は1~2割程度とみられる。小高区内の居住制限区域だった自宅から避難する川房行政区の佐藤定男区長(60)は戻らない。「農業再開も困難だ。何を生業にするのか。(解除した)国の役人はここで子育てができるのか」と話した。

 桜井勝延市長や原子力災害現地…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら