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 安全保障法制を「違憲」として廃止を訴える憲法学者の小林節・慶応大名誉教授が設立した政治団体「国民怒りの声」は、議席を獲得できなかった。小林氏は10日夜、名古屋市内で民放テレビに出演後、「新しい全体主義を止めることができなかった。我々の主張がメディアに取り上げられず、有権者に訴えさせてもらえなかった」と記者団に述べた。

 小林氏は、共産党を除く野党各党の比例区候補が一つの政治団体に名を連ねる「統一名簿」方式を呼びかけたものの実現せず、5月に怒りの声を設立。比例区に10人、東京選挙区に1人を擁立したが、出遅れや組織力不足が響いた。