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 賭博開帳図利幇助(ほうじょ)と常習賭博の罪に問われたプロ野球・巨人の元投手、笠原将生被告(25)の初公判が11日、東京地裁(細谷泰暢裁判官)であり、笠原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。胴元とされ、賭博開帳図利罪で起訴された飲食店従業員、斉藤聡被告(38)も起訴内容を認めた。

 一方、両被告の弁護人は、笠原被告の常習賭博罪については認めたが、賭博を開いた場所が存在しないとして賭博開帳図利幇助罪は無罪だと訴えた。斉藤被告についても無罪を主張した。

 検察側の冒頭陳述によると、笠原被告は、斉藤被告の下で賭博をするようになった後、巨人の松本竜也(23)、高木京介(26)の両元投手を勧誘。2人にも野球賭博のルールなどを教え、仲介するようになったという。

 笠原被告の起訴内容は、2014年5月~15年3月にあったプロ野球の公式戦とオープン戦で、松本、高木の両元投手から賭け金計99万円を集めて斉藤被告の野球賭博を手助けしたというもの。笠原被告自身もプロ野球の公式戦や15年夏の高校野球で現金計120万円を賭けたとされる。斉藤被告は14年5月~15年8月、プロ野球公式戦などで賭博をさせたとされる。

 巨人の選手による賭博問題は、昨年10月に発覚。巨人は笠原被告のほか、松本、高木の両元投手、別のルートで賭博をしていたとされる福田聡志元投手(32)の契約を解除し、球団幹部も引責辞任した。日本野球機構(NPB)は、高木元投手を1年間の失格処分、ほかの3元投手を無期失格とした。

 笠原被告は、主に中継ぎ投手として12~15年に計80試合に登板した。通算成績は7勝1敗1セーブ、防御率は4・34。(塩入彩)