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 パナソニックは11日、お店の電子看板などのLED(発光ダイオード)の光にスマートフォンをかざすと、詳しい情報やクーポンが受け取れる独自技術「光ID」を7月下旬から本格的に売り出すと発表した。QRコードのように店への誘客や、外国人向けのサービスを充実させる仕組みとして普及をめざす。

 光IDは、LED光を肉眼では分からない高速で点滅させ、その明暗をデジタルのID信号として使う。専用アプリをインストールしたスマホのカメラを光にかざし、IDにひもづけられた情報を引き出す仕組みだ。QRコードと違って読み取り位置を合わせる必要がなく、0・3秒以内で情報を引き出せるのが特徴だ。

 ショーウィンドーの光にスマホをかざすだけで、その商品のページにアクセスし、その場で買い物するといった使い方ができる。駅の照明にかざして案内図を外国語で見ることも可能だ。

 2014年12月に技術発表し、東京・銀座などで実験してきた。スタンプラリーを想定したイベント、博物館などの施設案内、電子看板と連携させる広告の3種類の利用法に大別し、サービスを提供する。パナソニックは光ID事業で20年度に100億円の売り上げをめざす。(新田哲史)