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 政府は15、16両日にモンゴルの首都ウランバートルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合に合わせ、安倍晋三首相と中国の李克強(リーコーチアン)首相による日中首脳会談を行う方向で調整に入った。日本政府関係者が明らかにした。実現すれば昨年11月にソウルで会談して以来。東シナ海をめぐり緊張が続く両国関係の改善を模索する狙いがある。

 日中は岸田文雄外相が4月末に訪中した際、関係改善のために対話を継続することで一致した。しかし、6月に入り、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に中国軍艦が進入するなど緊張が高まっている。

 12日に南シナ海問題をめぐる常設仲裁裁判所の判決が出る予定で、日本は中国に判決順守を求める声明を出す予定。中国は判決に従わない立場を繰り返し表明しており、判決をめぐる問題が首脳会談の開催に影響する可能性もある。