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 カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)から廃棄依頼された冷凍カツが不正に販売され、産業廃棄物処理業者ら3人が逮捕された事件で、警察が押収した業者らの伝票の記録から、遅くとも事件発覚2年前の2014年2月には、横流しが行われていた可能性があることがわかった。

 愛知、岐阜両県警への取材で判明した。食品衛生法違反の疑いで逮捕されたのは、産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)の会長大西一幸容疑者(75)。両県警は、ダイコーが同月以降、カツを「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に横流ししていたことを示す伝票を、みのりフーズから押収したという。大西容疑者は13年12月~昨年11月、壱番屋からカツ計約60万枚の廃棄処分の委託を受けていた。

 両県警によると、大西容疑者は昨年10~12月、廃棄カツ約3万6千枚を無許可で販売した疑いがある。大西容疑者は容疑を認めているという。

 他に逮捕されたのは、「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の元実質的経営者岡田正男容疑者(78)=同法違反と詐欺容疑=と、「ジャパン総研」(名古屋市)の元従業員木村正敏容疑者(76)=詐欺容疑=の2人。